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【9月前半in東京】ミニシアターで公開される新作映画おすすめ5選

 

いよいよ8月も下旬!
夏痩せを期待して早2カ月、結局やや増で秋を迎えることになりそうです。

 

何かとアンニュイになりがちな夏の終わりは、初秋に公開される新作映画のことを考えて気分を盛り上げましょう!

 

というわけで、9月前半に東京のミニシアターで公開予定の新作映画、おすすめ5作品をご紹介します!

 

 

①禅と骨 

 

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(映画公式サイト)

 

 

アメリカ人の父と日本人の母を持ち、激動の20世紀を生き抜いた禅僧、ヘンリ・ミトワを映したドキュメンタリー。

 

20過ぎて渡米した直後に日米戦争が勃発して収容所に入れられてしまったり、30過ぎて困難を超えてアメリカで生活を築いたり、40過ぎて帰国し日本文化で才能を発揮したり、50過ぎて禅僧になったりと、「波乱万丈」以外の言葉が見つからないほど激しい半生を送ったヘンリ。

とはいえ老後は、多くの人に囲まれた悠々自適で穏やかな生活・・・だったはずが、80手前で突如ある宣言「映画を撮りたい!」

 

果たしてその行方は・・・という映画なのですが、公式サイトのメインビジュアル以上にインパクトがあったのが、予告編。

“高齢の禅僧のドキュメンタリー”と聞いたらやっぱり、道徳の授業で観るような、真面目で固い雰囲気の映画を想像するじゃないですか。

 

ところがどっこい、予告編の雰囲気はスタイリッシュでユーモアたっぷり。
さらに再現ドラマのヘンリ役にウエンツ瑛士、ナレーションは仲村トオルとキャストも豪華。

これ絶対面白いじゃん、そう思わずにはいられませんでした。

 

 

 

www.transformer.co.jp

 

上映館

☆ポレポレ東中野☆

 

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②ギミー・デンジャー

 

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(映画公式サイト)

 

ザ・ストゥージズの結成は1967年。

 

一度聴いたら忘れられないほどインパクトの強いサウンドに、イギー・ポップの救急車搬送レベル(本人が)に過激なパフォーマンス。
強烈さなら他の追随を許さないロックバンドでした。

 

しかし74年に自然消滅するまでにリリースしたアルバムはわずか3枚。
批評家からは下品と叩かれ、ロック史の中で「最低のバンド」のレッテルを張られることに。

 

が、後世の名だたるロックバンドがその影響を公言したことで見直され始め、2010年にはロックの殿堂入り。
「パンク、オルタナティヴ・ロックの出発点」と大きく再評価されました。

 

本作はそんな伝説的ロックバンドの軌跡をたどるドキュメンタリー。
この映画の何がすごいって、ロック界の鬼才を映画界の鬼才が撮るというこの構図!

というのも本作を手がけたジム・ジャームッシュはカンヌ受賞歴も持つ巨匠でありながら、デビュー以来インディー精神を貫く独特な存在の監督なんです。

 

アウトサイダーな2つの才能・・・レジェンドが撮るレジェンド・・・
あああもう、たまらない!(ミーハーだから)

音楽ファンにも映画ファンにもおすすめしたい作品です!

 

 

 

movie-gimmedanger.com

 

上映館

qualite.musashino-k.jp

 

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 ③脱脱脱脱17

 

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(映画公式サイト)

 

歌と噓泣きが得意な17歳の女の子・リカコ。

母親とケンカし家を出たリカコは、同級生の応援団部員・ノブオとともに、生き別れた父親を捜す旅に出ます。

 

本作で最も気になってしまうポイントは、やっぱり監督。

メガホンをとった松本花奈監督は撮影当時、何と・・・17歳。

現役の女子高生だったのです。

 

しかしその若さにも関わらず、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に作品が正式出品されるなど、すでに監督としての実績あり。
映画界が熱く注目する新星です。

 

って、そんな・・・観れないよそんな・・・
きっと「等身大の17歳☆」みたいな、超キラキラした映画なんでしょ?
目が潰れちゃうよ・・・ハイボールが生きがいのオバサンには眩しすぎるよ・・・

 

が、予告編を観ると、あれ?キラキラは?

 

このオッサンは誰?ノブオ?ノブオいくつ?

 

実はノブオ、17年間高校生をやっている34歳。学ランがコスプレにしか見えないバリバリのオッサンです。

と観ていると、ノブオに負けず劣らずキャラの濃ゆい人がゾロゾロ・・・
???

 

よくわからない、なのにえらい面白そう。なんとも不思議な雰囲気の予告編でした。

 

 

 

映画「脱脱脱脱17」公式サイト 

 

 上映館

www.eurospace.co.jp

 

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④DARK STAR/H・R・ギーガーの世界 

 

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(映画公式サイト)

 


「H・R・ギーガー?知らない」

 

という人だって、彼が生み出した"ある生き物"は目にしたことがあるはず。
ほら、頭が横にニューンと長くて、ちょっとグロい奇怪なほらあれ・・・

そう、エイリアン。

 

H・R・ギーガーはスイス人の画家・デザイナー。

ダークでグロテスクながらゾクッとするほど美しい、そんな作品をいくつも手掛けたアーティストです。

 

本作は彼の生涯に迫るドキュメンタリー。

「作品は怖い系だけど、作り手は普通な生活をしている普通の人です。意外でしょ?」

なーんて全くなく、予告編に映る彼の実生活は普通とはかけ離れたダークな世界。

 

壁一面に並ぶドクロ、森の中の怪しげな館、ブラックなアートに囲まれた食卓に灯るロウソク、猫。

わ、わかりやす過ぎる・・・

 

が、観客のそんな"良識的な"戸惑いを見透かすように、予告編はこう締められています。

 

『私の絵を怖いと思う人は現実を把握していない人だ。』

 

ちなみにH・R・ギーガーは撮影から間もない2014年5月に他界。

本作は稀有なアーティストの最後の姿を映した貴重な映像でもあります。

 

 

 

gigerdarkstar.com

 

上映館

www.ttcg.jp

 

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⑤ナインイレヴン 運命を分けた日 

 

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(映画公式サイト)

 

本作は実話に基づいた物語。

題材はタイトルの通り、9.11同時多発テロです。

 

2001年9月11日の朝、ワールドトレードセンタービル・ノースタワー内のエレベーターに乗り合わせた5人の男女。

その直後に飛行機がビルへ激突、エレベーターに閉じ込められてしまいます。

 

立場も背景も違う5人が極限状況において力を合わせる・・・というストーリーだけでも、ヒューマンドラマとしてすごく面白そう。

でも本作の見所はそれだけではありません。

 

9.11って、それだけでも悲惨な大事件なのに、その後にも世界規模でものすごい悲劇を生み出しています。

そんな大きな出来事を、世界とか歴史とか大きな視点ではなく、1つのエレベーター内の5人の個人という視点で描く。

これは興味深い試みだと思います。

 

それにしても映画にハマったこの1年、自国主義とか移民問題とかをテーマにした作品を一体いくつ観ただろう。

今リアルタイムに世界が直面し、たくさんの監督が作品にせずにはいられないテーマにおいても、9.11は分岐点といえる大事件。

と思うと、発生から16年も過ぎた今、この大事件を映画にするのには「忘れちゃいけないから」以上の深い意味がある気がします。

 

 

 

nineeleven.jp

 

上映館

shinjuku.musashino-k.jp

 

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まとめ

 

どの映画も一癖ありそうで面白そう!

公開が待ち遠しいです。

 

「夏も終わりか〜・・・」とテンション落ちがちなこの季節、面白い映画の封切りを楽しみに乗り切りましょう!

 

 

 

 

 

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