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だから米ポップカルチャーにはこういう作品が浮かび上がってくる【映画『グッド・タイム』】

 

ロバート・パティンソン主演作『グッド・タイム』の試写会が10月24日、渋谷・ユーロライブで開催された。

監督・脚本は『神様なんかくそくらえ』のサフディ兄弟

上映後のトークイベントには映画・音楽ジャーナリストの宇野維正氏が登壇。作品の裏話や魅力を紹介した。

 

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映画『グッド・タイム』はニューヨークの最下層を舞台としたクライム・ムービー。

銀行強盗の容疑で逮捕された知的障害を持つ青年・ニック。彼の兄・コニーは弟を助け出すべく、悪知恵の限りを尽くして奮闘する。

今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門選出作品だ。

 

宇野氏は本作について「思いのほかエモーショナル。エッジの立った作品との前情報だったが真っ当に感動させられる作品でびっくりした」とコメント。

 

主演のロバート・パティンソンについては「面白い人」と話す。

トワイライト』シリーズでブレイクしトップスターの仲間入りを果たしたパディンソンだが、最近はメジャー作でギャラをもらいつつ『マップ・トゥ・ザ・スターズ』といった難解でメッセージ性の強い作品にも出演。本作はサフディ兄弟のファンだったパティンソンが「一緒に映画を作りたい」とアプローチしたことで実現したという。

 

また、サフディ兄弟が本作の音楽を手掛けたOPN(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)のファンであり、OPNがコラボしたアーティストのFKAツイッグスがパティンソンの(最近破局報道のあった)恋人であることを上げ、「アメリカではエンターテインメントのメジャートップの人たちとアートの人たちが近くにいる」と解説した。

 

(カンヌ国際映画祭サウンドトラック賞受賞)

 

米歌手のセレーナ・ゴメスが本作を観て称賛し、自主的に試写会を催したことにも触れ、「こういったことは日本では広告会社がタレントにお金を払ってやってもらう。でもアメリカでは(スターたちが)“いい!”と能動的・自発的にイベントをやる。だからアメリカの健全なポップカルチャーには本作みたいな作品が浮かび上がってくる」と、日本の映画シーンとの違いを指摘した。

 

映画『グッド・タイム』は11月3日より全国で順次公開される。

 

 

www.finefilms.co.jp

 

 

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